中日本航空株式会社をBK117ヘリコプタ サービス・センターに認定

2025年12月24日

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岐阜工場での認定証交付式の様子
(左)中日本航空株式会社 代表取締役社長 松岡 滋治
(右)川崎重工業株式会社 執行役員 笠原 彰二

川崎重工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:橋本 康彦、以下「川崎重工」)は17日、中日本航空株式会社(本社:県営名古屋空港、代表取締役社長:松岡 滋治、以下「中日本航空」)を BK117ヘリコプタ・サービス・センターとして認定し、協定書を締結しました。

中日本航空は、長年にわたり培ってきた高い整備能力と品質基準を有しており、川崎重工が製造・販売する エアバス・ヘリコプターズ式 BK117 D-3型に対し、迅速かつ効率的なメンテナンスサービスを提供します。

BK117ヘリコプタは、欧州のエアバス・ヘリコプターズ社と国際共同開発した中型双発ヘリコプタで、救急医療、消防・防災、警察、報道、人員輸送、物資輸送など幅広い分野で活躍しています。1983年の初号機納入以来、改良を重ね続けてきた優れた技術力と高い信頼性により、川崎重工とエアバス・ヘリコプターズ社を合わせ、全世界で2,000機以上を納入するベストセラー機です。

今回の中日本航空の認定により、国内における BK117 ヘリコプタ・サービス・センターは 3 拠点体制となりました。運航機数の増加に伴い高まる MRO 需要に対し、運航事業者はこれまで以上に迅速かつ信頼性の高いサポートを受けることが可能になります。

川崎重工は今後も、確かな技術と信頼性を基盤に、持続可能な未来に向けた革新を続けてまいります。空から社会に価値を届けるパートナーとして、さらなる挑戦を続けていきます。

中日本航空 代表取締役社長 松岡 滋治 コメント:
BK117 D-3型ヘリコプタは、ドクターヘリをはじめ消防・防災、警察、報道など、人命救助や社会インフラを支える重要な任務で広く運用されています。弊社はこれまでも同シリーズの運用・整備に携わっており、この度の認定取得に伴い 、特殊工具の配備や整備体制の強化を推進いたしました。今後はサービス・センターとして、より迅速かつ信頼性の高いサービスを提供し、お客様の安全運航とミッション遂行を強力にサポートしてまいります。

川崎重工 執行役員 笠原 彰二 コメント:
今回の認定により、国内のサービス・センター体制はより強固なものとなりました。両社のパートナーシップのもと、お客様により良いサービスを提供できることを大変嬉しく思います。弊社は今後も、BK117の全てのお客様に対し、更な るサービス向上に努め、その安全運航を全力で支えて参ります。

中日本航空株式会社について:
中日本航空株式会社は、1953年の創業以来、ヘリコプタおよび小型固定翼機による多様な航空サービスを全国で展開する、日本有数の総合航空会社です。県営名古屋空港を拠点に全国規模のネットワークを有し、高度な航空オペレーショ ンを提供しています。
また、ドクターヘリ、防災ヘリ、報道、物資輸送、МRОなど幅広いサービスを通じて、地域社会の安全・安心に貢献しています。


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